品質

製品の安全性の確保するプロセス

製品の安全性を確保するため、当社では製品開発設計段階から法規制類遵守、環境禁止物質不使用等の確認を行い、安全にご使用頂くための使用上の注意事項の技術資料を提供し、各プロセスにおいて安全性確認項目を加えて信頼性試験を実施しています。
製品開発設計段階での信頼性試験の実施、工程設計段階での製造条件を確認する信頼性試験を行い、量産工程では定期的に全工場全シリーズのサンプリングによるロットばらつき監視する信頼性試験を実施し、プロセス全体での製品の安全性と信頼性を維持しています。

製品の安全性の確保するプロセス

C0C:Claim 0 Campaign(社外苦情ゼロキャンペーン)

当社では、お客様の満足の向上と、製品安全に繋がる品質向上を達成する為、お客様からの苦情は全て真摯に受け止め、直接製品づくりを行う工場の責任として、苦情発生「ゼロ」件を目標に品質向上活動のClaim 0 Campaign(社外苦情ゼロキャンペーン)を現場・現物・現実の3現主義の改善活動を継続しています。

2021年までは、半導体・電子部品の需給逼迫、新型コロナウィルス感染拡大による材料仕入先の稼働停止や国内外のお客様が稼働停止する等、大きな受注変動が起きました。2022年は、Claim 0 Campaign の活動を再度活発化させ、工場への十分な指導を行った結果、クレーム件数は新型コロナウィルス感染拡大前の2019年より低減しました。

2022年より、松川事業所で製造している薄膜高分子積層コンデンサ(PMLCAP)/フィルムコンデンサの実績を加えた結果を示します。

苦情件数推移(ppm)【件数/生産数】

苦情件数推移

製品事故・不具合発生時の対応

お客様からの事故や不具合のクレーム又は、解析依頼は、ルビコン営業拠点を通じて品質保証センターが受け付けを行います。
現品の一次解析は品質保証センターが専用機器を用いて解析を行い、該当製品製造工場へ受付情報を即日連絡(24時間対応)し、履歴調査と原因究明を開始します。
該当工場は、波及性調査と対策立案を行い、品質保証センターからお客様へ報告と対策実施を一元管理を行います。対策の有効性と水平展開を品質保証センターが内部監査し、『私が品質を保証します』をスローガンに、全員が品質改善を進めています。

製品事故・不具合発生時の対応

お客様満足の向上

お客様満足を向上する為、品質改善COC活動と、信頼性試験システム運用及び、IATF、ISOの国際規格遵守を実現し、品質保証体制と苦情処理体制による連携力を発揮し、お客様への報告には、解析力と迅速性をモットーにサービスを行っていきます。
「お客様の満足が得られる製品づくり」を通じ、社会に奉仕し未来に貢献するという品質方針を掲げ、品質を第一に、コスト、納期、サービスを含め、お客様満足度調査を毎年評価を受け、満足度の向上に努めています。

お客様満足の向上

ISO/IATF取得状況